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2013.10.22.更新

 

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   定例会 『第77回 大阪QOLの会』 (終了しました)

日時
2013年 10月12日 (第2土曜日 
テーマ

「乳がん治療と免疫療法」

場所
大阪府済生会中津病院 南棟 2階講堂 (地図
スケジュール
午後 2時〜3時
【患者会】

大阪QOLの会の世話人がなかに入り、皆様といっしょに不安や悩みを相談したり話し合うひとときを持ちましよう。ご家族の方もいっしょに参加できます。また、ご家族のみの参加もOKです。

乳がん治療やがん医療に携わる医療世話人看護師がグループの中に入ります。
患者世話人とともに普段の生活や治療の不安など医師には尋ねにくい問題などを相談することができます。

午後 3時〜

講演会

講師:  高尾信太郎先生(兵庫県立がんセンター 乳腺外科)


午後 4時〜

【質問コーナー】

参加者からの質問に直接答えます。
会場入り口に質問用紙も用意しています。

 


高尾信太郎先生(兵庫県立がんセンター 乳腺外科)

 

【感想とご報告】

「乳癌治療と免疫療法」

高尾信太郎先生(兵庫県立がんセンター乳腺外科)

「免疫療法」というコトバは私達がん患者にとってとても気になる「響き」をもっています。
患者会の中でも「これはいったいどんなものなのでしょう」と話題になることがありました。
今回高尾先生が「どんなものなのか」を詳しく解説してくださいました。

化学療法とワクチン療法の効果の違いや米国で認可を受けた前立腺がんの免疫療法薬のお話など盛りだくさんの内容でした。
(みんなで驚いたプロベンジの値段は900万円だったそうです。それでも高いですが)

講演が終わった後であらためて先生に「免疫療法」について質問してみるととてもやさしく説明してくださいました。

「免疫とは、自己と非自己を見分け、非自己によって生じる『疫=不具合、病気』を『免れる』調節システムです。
自己組織に対しては、免疫細胞が攻撃しないようにできています。
この調和のとれたシステムがくずれたのがアレルギーであったり自己免疫疾患です。
がんは、自分の細胞からできてくるものなので、それを非自己と認識してやっつける免疫療法は非常に難しい。
色々工夫されていますが、免疫が働きすぎてもいけないし、弱すぎてもいけない。
そのさじ加減が難しく、まだうまくいってないのが現状です」

これでやっと私は少しわかった気がしました。

「日本乳癌学会編 乳癌診療ガイドライン2013」には
「乳癌の進行抑制や延命効果のある補完・代替療法は存在せず行うべきではない」と明記されています。

後半の質問コーナーには古谷先生、脇田先生、西田先生も登場されました。
リンパ浮腫の予防法や抗がん治療の副作用、乳房再建の質問などが寄せられました。
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の評議員も務めておられる高尾先生が
再建治療の際に使用されることばの意味をていねいに解説されました。

今回は連休初日にもかかわらず大勢の方々が参加してくださいました。
大阪駅周辺を循環するうめぐるバスが運行されるようになり梅田方面からのアクセスが便利になっています。
10分ごとに運行されていて100円で乗れるちょっと便利でかわいいバスです。
これからお天気や体調に合わせて利用してみるのもいいかもしれませんね。

免疫力と抵抗力は同じではないことをおぼえて帰った一日でした。

患者ボランティア 植田


 

 
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