日時 | 2015-02-14 |
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場所 | |
テーマ | 『乳がんの遺伝子診断 再発リスクはどこまでわかるか?』 |
講師 | |
第84回大阪QOLの会 講演会の報告と感想
2015年2月14日は、今年度はじめての患者会でした。 今回の高尾信太郎先生の講演会は、 「乳がんの遺伝子診断ー再発リスクはどこまでわかるか?ー」。
乳がんを含む多くのがんは 「がん細胞にだけに起きる『体細胞変異』」で、 生活習慣病であるということ。
乳がんは現在 5 つのサブタイプに分けられていること。
そして、再発リスクは 遺伝子を用いた評価によって 化学療法 ( 抗がん剤 ) が必要かどうかを選択でき、 再発リスクは「 oncotype DX 」(約40万円)や 日本発の「 Curebest 95GC Breast 」(約20万円)で 調べることができる。 そして、中間リスクと評価された場合や、 より正確さを求める場合は 両方しらべると良いというお話。
また、米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが 乳房の切除・再建手術を受けたことで注目された乳がんの遺伝子 BRCA1. BRCA2 の変異陽性についてや、 将来は血液や尿からの代謝物からでも 乳がんの診断ができるような時代になること などを詳しく教えて頂き 日進月歩の乳がん治療の現実を目の当たりにして キラキラと希望の光が見えたような気持ちになりました。 そして、このような最新治療を勉強する機会が、 私たちにとって本当に大切な時間なんだと改めて実感できました。 (担当:oda) |