講演会(2014.10.11)のご報告/第82回『医療者とのコミュニケーションの取り方 』

投稿日:2018年1月14日 更新日:

日時 2014-10-11
場所 大阪府済生会中津病院 南棟 2階講堂
テーマ 『医療者とのコミュニケーションの取り方 』
講師
椎野育恵 淀川キリスト教病院 がん化学療法看護認定看護師

第82回大阪QOLの会 講演会の報告と感想

今回は医療現場で患者さんと医療スタッフを繋ぐ大切な役割も担っておられる
がん化学療法の専門看護師、椎野育恵さんからお話を聞くことができました。

実際に医療に対する患者の満足度はけっして高いものではなく、
その原因のひとつに医療者と患者のコミュニケーションギャップがあげられるようです。

「短い診察時間でうまく質問できない」
「医師の説明が理解できなくてかえって不安になる」
診察室での医師との会話はとても難しいものです。

 

講演ではそれを解決するための
「医療者側の取り組み」と「患者側の反応」が具体的に紹介されました。
知らなかったのですが
「医師に対する緩和ケア研修」というものがあり、そこでは
患者さんやご家族とのコミュニケーションの方法も学ばれるそうです。
先生方も努力されているんだなと感じました。

また患者としても、医師から説明をうけるときには
ちょっとした工夫も大切だと教えていただきました。

自分自身だけでなく家族や親しい人が、病院で治療を受ける機会が将来必ずあります。
医療者とうまくコミュニケーションを取る方法を学ぶことは「一生ものの知恵」になる。

そんな感想を持った講演会でした。

(患者ボランティア 植田)

当日の配布資料の一部は「がん情報サービス」の
ウェブサイトからダウンロードすることができます。

がん情報サービス http://ganjoho.jp/

→生活・療養・制度 →冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へー聞きたいことをきちんと聞くためにー」

 

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