日時 | 2022-02-05 |
---|---|
場所 | |
参加人数 | 4人 |
第115回大阪QOLの会 患者会の報告と感想
第7回オンライン患者会(第115回大阪QOLの会) 参加した看護師のひとり言
まだまだ寒い日が続きますね。ちょっと外出するのが億劫だったり、体調に不安を感じている方には、自宅からオンラインで患者会に参加できるのもいいなぁ、なんて思いました。(ズボラな私にぴったりです(^^♪) 画面越しではありますが、トイレで途中退席してもいいし、水分補給なども自分のペースで参加できるので、「オンラインってどんな感じ?」「2時間も画面を見ていられないかも」と思っている方も、お気軽に参加してくださいね。 今日は、患者会と質問コーナーの2本立てでした。 患者会は、参加者さん5名と経験豊富な患者世話人5名、医療者世話人(看護師)2名の大人数で始まりました。参加者さんの日々の困りごとや気がかりを話してくださり、「私もそうだったよ。」「この症状はこんな風に工夫したよ」と、実体験された患者さん同士での語らいに、参加された方々が安堵されている表情が印象的でした。看護師の言葉よりも、重みがあって、私も参考になりました。看護師って、ついつい「先生(医師)に聞いてみてはいかがですか?」と言いがちですが、そういう返事を待っているのではないんだろうな、と。もちろん、何を聞いていいかわからないこともあるので、気がかりを一緒に整理して主治医への質問の方法を一緒に考えることは看護師の役割ですが、ここの参加者さんは、「悩んでいるのは私ひとりじゃないんだ」という、安心感を得られることが大きいのだと思いました。 患者会の後は、医師2名も加わって質問コーナーが始まりました。参加者の方が、主治医の説明で疑問に感じていることを質問していました。どれだけ、平易な言葉を使っていても、専門的な病気のことや治療のことを理解するのって難しいのだと改めて感じました。治療について正しく理解し、誤解がとけたことで、「主治医の先生はちゃんと診てくれている」という安心感につながったことが良かったと思います。 これからも、ひとりで悩んで悶々としている方が、少しでも安心して治療ができるように、微力ながら協力させていただきます。
医療世話人 看護師 椎野育恵 |