日時 | 2023-10-07 |
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場所 | |
参加人数 | 6人 |
第16回大阪QOLの会 患者会の報告と感想
今日は、『乳がんの治療によっておこる外見の変化の工夫』というテーマで、兵庫県立尼崎総合医療センター乳がん看護認定看護師 辻 サオリ先生からご講演をいただきました。 脱毛や色素沈着(皮膚の黒ずみ)、リンパ浮腫から人工乳房の種類まで多岐にわたるお話でした。その中で、がん患者のためのアピアランスケア助成金制度について説明がありました。ウィッグや乳房補整具(補整下着、人工乳房)を購入した患者に対し、助成金がありますで、ぜひ、みなさんもお住まいの市町村ホームページで調べてみてくださいね。
患者会では、職場復帰への不安や社会から取り残される不安、再発への不安、これからどうなるのだろうと不確かなことへの不安など語ってくださいました。不安な気持ちを抑えるために、病気のことを調べても、知れば知るほど不安に陥ったり・・・と、いろいろな話がでました。患者同士だからこそ、語り合える内容だったと思います。そんな中でも、趣味や仕事など何かに集中して、病気のことを忘れる時間を持つことも大事だよね、と少し前向きな気持ちなりました。 同じ境遇の方と話し合える場があることの大切さを改めて感じました。
看護師 椎野育恵 |