患者会代表世話人
ー ご挨拶 ー
大阪QOLの会は、約20年前、1999年に勉強会と患者会を並行させた会として乳腺外科の先生達と共にたちあげられました。
乳がんと診断されると、年代を問わず大きなショックを受け、その後の手術や抗癌剤治療、放射線治療、ホルモン療法など次々と続く治療に対して不安を抱きつつ毎日を過ごすことになります。「これからわたしはどうなるの?再発は?転移は?」などという気持ちが日に日に大きくなっていきます。大阪QOLの会の患者会は、同じ病気を経験した患者どうしが気持ちを共有することにより、そのような不安を少しでも小さく軽くすることが出来ればと思い、立ち上げた会です。
現在は20年前と社会も大きく様変わりし、携帯電話やインターネットの発達、進歩により、より多くの情報を患者の人たち一人一人が早く簡単に入手することが可能になりましたが、だからこそ情報だけでなく、人と人とのつながりを大切にすべきであり、話せる場所が必要なのではと思っています。
最近は患者会に出席する人が少なくなってきましたが、個人と個人の対話で心をすこしでもケアできるのではないかと思い、次のような形を取り入れています。患者会の出席人数が少ないときは世話人との対話形式で、10数名以上こられるときはグループで、患者さん自らの体験を話す場になればいいなと思っています。
私たち世話人は皆、同じ病気を共有している者達です。
新しい患者さんや術後、2、3年、それ以上の方達とのふれあいの場になればとの思いで患者会を開催しています。
患者会世話人
患者ボランティア 数名