日時 | 2022-06-04 |
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場所 | |
参加人数 | 8人 |
第117回大阪QOLの会 患者会の報告と感想
zoomの使用経験があっても患者会ってどんなの?と思われている方もいらっしゃるのかと思いますが、 zoom開催で遠方からのご参加の方もあり、生活や食事についてまで活発にお話しすることができました。
ミニ講演会では「内分泌療法(ホルモン療法)」の講演を 甲南医療センター 副部長 髙尾 信太郎先生にいただきました。 I剤5年or10年での比較の結果や、転移再発乳がんのホルモン療法では 7-10ヶ月でホルモン剤への抵抗性が現れることがわかってきたこと、
また、ホルモン抵抗性の転移再発乳がんでも、 がんが増殖する色んな分子がかかわっていることから 分子標的療法が明らかになり、m-TOR阻害剤やCDK4/6阻害剤など 画期的な薬剤が承認されたことが図解で分かりやすく説明され、 使用する薬剤の様々な組み合わせにより、 治療の選択が可能になり、条件が合致することにより保険も適用され より進んだ治療について知ることができました。
質疑応答では服用してる薬剤についてだけでなく、 zoomならではの患者会申込時に質問できる機会も設け 先生方に答えていただくこともできました。
zoomでの開催にも慣れてきましたが、以前と同じように対面もしたいですし、 一方、zoomなどネット通信の苦手な方にも、気軽にご参加いただける会になればと期待しています。
患者世話人Abe |