『第8回なにわ乳がんを考える会』(2011.8.6)のご報告

投稿日:2017年12月30日 更新日:

日時 2011-08-06
場所 大阪国際会議場 10階 (1001・1002)

第8回なにわ乳がんを考える会 の報告と感想

教育講演 『よりよい治療を目指して患者と医師をつなぐ一臨床試験コーディネーター』
教育講演 講師 葛岡美津子先生‐玉木一理衣先生  兵庫県立がんセンター治験管理センター(CRC)

教育講演 『より良い乳癌診療を目指した地域ネットワーク作り』
特別講演 講師 青儀健二郎先生 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター 消化器外科 医長

 

新しいくすりが開発されたとき、また、今までのくすりでも数種類を組み合わせることで、
よい効果がでたり反対に効果が弱まったり副作用が強くなったりすることもあります。
治験や臨床試験というものが必要なのですが、けっこう手続きなど面倒なことも多い。その辺の苦労話をCRC(治験コーディネーター)の方に解説してもらいました。
標準治療をうけていく際にも、病院がパンクしそうになっている現在、安全かつ便利よく診療を受けられるように、地域のネットワークを活用しようという動きがあります。国や県の行政もまきこんだシステム作りに携わってこられた青儀先生に、広島弁まじりで講演頂きました。
大阪は全国的に見た場合には臨床試験も地域連携も進んでいる地域とされてはいますが、患者さん全体にはまだまだしっかり普及しているとは言えないようです。
今後、臨床試験や地域連携の提案をされることも増えるかも知れません。参加された方は、あのとき言っていたことかと思い出してもらえれば幸いです。
2011.8.9 文責 脇田和幸

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