第7回 なにわ乳がんを考える会( 2010年8月21日(土) )
『乳がんの在宅ケア』
【教育講演】「地域で生活する人たちへ ~訪問看護師からひとこと~ 」
淀川キリスト教病院 訪問看護ステーション所長
高沢 洋子 先生
【特別講演】「地域で支える在宅緩和ケア 」
在宅療養支援診療所 ケアタウン小平クリニック
院長 山崎 章郎 先生
第6回 なにわ乳がんを考える会( 2009年8月8日(土) )
『乳がんの本質に迫る(発生・転移・遺伝など) 』
【特別講演】「がん発生機構の新しい知見に基づく治療戦略の変化」
慶應義塾大学大学院医学研究科生理系専攻先端医科学
佐谷 秀行 教授
【特別講演】「家族内乳がんとその対策」
リボン・ロゼ田中完児乳腺クリニック
田中 完児 院長
『第6回なにわ乳がんを考える会』 のご報告
今回はやや基礎的な講演でした.ハンドアウトだけ見てもチンプンカンプンでしょうが,おそらく講演会に実際に参加された人はがんの本質がわかった(ような気分になった)ことでしょう。わかりやすく最先端の研究を講義していただきました。なんでもかんでも爆弾を投げるのではなく,親分(幹細胞)の居場所を狙うとかタイプ別の攻略法とか,テーラーメイド治療へ進みつつある方向性を示してもらいました。
遺伝とか家族性についても整理できたのではないかと思います。家族や親戚で,何人も乳がんになっていたり,かなり若い発症であったり,両側などの要因がある場合は,やはり気をつけて通常より早めに検診に心がけるべきでしょう。ところで家庭内で,あまり乳がんになったことにこだわったり”すまない”と思いすぎるのもどうかというメッセージもありました。
講演会の後,”やはり大阪のおばちゃんのパワーはすごい。医学生に講義する方がよっぽど気楽だった”と,おほめの?言葉をいただきました。
文責:脇田 2009/8/10
第5回 なにわ乳がんを考える会( 2008年8月2日(土) )
『乳がん治療における心理面のアプローチ』
【教育講演】「 ”知る”ことからはじまる乳がん 治療 」
関西労災病院 リエゾン精神看護専門看護師
早川 昌子 先生
【特別講演】「乳がん患者の心と体の応援団~サイコオンコロジーってなに?~ 」
九州がんセンター サイコオンコロジー科
部長 大島 彰 先生
第4回 なにわ乳がんを考える会( 2007年8月25日(土) )
『乳がん診療の原点は正しい病理診断にあり
【教育講演】「皆さんが主役!乳がんチーム医療」
兵庫医療大学看護学部
鈴木 久美先生 (大阪QOLの会世話人)
【特別講演】『病理医から見た乳がん』
坂元記念クリニック乳腺病理アカデミー
坂元 吾偉先生
第3回 なにわ乳がんを考える会( 2006年8月19日(土) )
【教育講演】「ホルモン療法の副作用と対処方法について」
兵庫県立成人病センター 乳がん看護師
辻 サオリ 先生
【特別講演】『乳がんのホルモン療法に関する最近の話題』
川崎医科大学乳腺内分泌外科 助教授
紅林淳一先生
第2回 なにわ乳がんを考える会( 2005年8月27日(土) )
【教育講演】「PET検査についての3つの疑問」~現場の看護師がお答えします~
大阪府済生会中津病院
検査担当室長 辰巳 早百合 先生
【特別講演】「今、乳癌診療に求められていること」~3時間待ちの3分むっつり診療解消法~
浜松オンコロジーセンター
渡辺 亨 先生
第1回 なにわ乳がんを考える会( 2004年8月28日(土))
【教育講演】「こうやってケアしよう,リンパ浮腫」
兵庫県立成人病センター 看護師
井沢知子氏
【特別講演】「乳がんの標準治療と新たな展開」
聖路加国際病院 外科
中村 清吾 先生