日時 | 2014-08-02 |
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場所 | 梅田スカイビルタワーウェスト36階 |
第11回なにわ乳がんを考える会 の報告と感想
教育講演 | 『乳がんの遺伝性を考える ~なぜアンジェリーナ・ジョリーさんは乳房切除したのか~』 |
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教育講演 講師 | 田村 智英子 先生 認定遺伝カウンセラー(米国、日本) |
米国の遺伝性乳がん卵巣がん専門外来の様子を交えながら、 もし、遺伝的ながん体質が分かった!という場合のフォローについて、 そして、メディアを通じて「遺伝子検査であなたのがんリスクがわかります」といった 現在の遺伝子検査の現況を知る手掛かりを学ぶことができました。 乳がん卵巣がんにかかわる遺伝子(BRCA1、BRCA2)に変異があっても、 また、過去に乳がん卵巣がんにかかわる遺伝子(BRCA1、BRCA2)検査を受けていても 今後、さらに遺伝子について解明されていくことが分かりました。 「遺伝子カウンセリングとは、手段であってゴールではない。 さまざまな選択の在り方について、考える機会となりました。 |
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教育講演 | 『がんに効く薬ができるまで ~数々の試練を乗り越えた薬たち~』 |
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特別講演 講師 | 赤澤 宏平 先生 新潟大学大学院医歯学総合研究科情報科学 統計学分野教授 |
10,000個以上の薬の候補となった化合物から、やっと1つの医薬品が承認される。 気の遠くなるような話です。 この薬の候補がヒトに投与される臨床試験についての説明と評価方法に 試験のデザインやバイアスのかからない薬の有効性・安全性の評価方法について 色々と定められた適格条件を満たし、臨床試験を受けるチャンスに恵まれ また、臨床試験のエビデンスを読むときの注意点として 治療効果ばかりでなく、生活の質にも気を配るようにしましょう!とのお話は、
(患者ボランティア:abe) |